鍼灸が良く効くとされる症状として、腰痛・肩こり・神経痛・むち打ち症・五十肩・リウマチなどがあげられます。これらは健康保険の対象とされている症状でもあります(保険適応には医師の同意書が必要です)。
病院などで長期間かかっても改善しない痛みも、鍼灸では一瞬で楽になってしまうことも多くあります。原因が骨に起因するような難治性の場合であっても鍼灸により症状が軽減することもあります。
なかなか良くならないつらい症状がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
「鍼灸がニキビに効くの?」とよくびっくりされます。 昔から、内臓の調子が悪かったり疲労がたまったりしていると、肌荒れを起こしたり吹き出物が出てきたりと、皮膚の調子も崩れると言われています。東洋医学では、まず身心の調子を整えることを目的としています。鍼灸によって芯から体調が整うことで、皮膚のトラブルも改善されていきます。 なかなか治らないニキビや皮膚炎などにも効果が期待できます。
鍼灸は経絡やツボを整えることで内臓を元気にすることができます。東洋医学では五臓六腑のバランスがくずれることで体脂肪がつきやすくなると言われています。その為、“健康管理”や“ダイエット”などに鍼灸を利用される方も多くおられます。
当院でも“耳針”による“ダイエット施術”をしております。
現代社会はストレスが多く眼精疲労や自律神経の失調など、多くのつらい症状を抱え込んでしまいます。眼精疲労や耳鳴り、目眩といった医学的に対処が難しい「不定愁訴」にも、鍼灸医学では原因と対処方法があり、つらい症状の緩和が期待出来ます。
またストレスに起因する胃痛や便秘、生理痛や偏頭痛、手足の冷えやのぼせといった症状にも効果があります。
また、鬱症状や統合失調のような精神的なつらさや、自律神経の不調に関しても、すっきりと“脳のリフレッシュ”をすることで、その症状を緩和することが期待出来ます。
競技スポーツでは、自己成績の向上やチームのために“痛み”を我慢しているケースが少なくありません。鍼灸によるバランス調整では、“痛み”を軽減できると共に、“身体機能を有効的”に使えるようになってきます。当院では、院長のアスレティックトレーナーとしての経験から、“痛み”の軽減と再発防止、自己ケアの方法などをお伝えしています。
スポーツをされる方には自己管理の方法などを理解・習得していただき、フィールドに再帰していただけるようにお手伝いさせていただきます。
また、最近では高校生レベルの大会でもドーピングテストをする動きがありますが、不必要に薬品に頼ることで身体を傷つけないためにも、副作用の無い鍼灸をお奨めしています。
お子様にも“はり”や“お灸”をすることがあります。
しかし、その“はり”は刺入いたしません。さすったり、トントンしたりするようなやさしい治療になります。このような手技は、お子様にとってとても気持ちがいいようです。やわらかい皮膚はデリケートなセンサーでもあります。そのセンサーにやさしい刺激を行うことで、お子様の健康や病気回復に役立ちます。
“すみ灸”とは“もんもん”とも言われ、滋賀県では昔から子供の治療に用いられていました。子供のツボに秘伝の墨を付けることで、身体を気を整える治療法です。なるべくなら大切なお子様には、沢山のお薬を与えたくないものです。